年長★色水遊び

去年の秋の終わりに植えたチューリップやビオラが
綺麗に咲き誇り、新年度の子供たちを迎えてくれました。
暖かくなってきて、草も生え、花がらがいっぱいできていたので、
子どもたちと一緒にお世話をしています。
草抜きはお花に十分栄養を与えるためだということと、
草にも名前があるんだよ~というお話をしながら。
そして、花がらは袋に集めました。
そこへ少しだけ水を入れてつぶすと・・・

紫や水色、うすい黄色の色水ができ、興味津々。
花がらつみが、作業ではなく、遊びに発展していっています。
ビニール袋の中にできた色水を、コップに移すのは難しく、
「そっち持っといて」「あー。こぼれそう~」
「あれ、色が違う」など、気づいたことをお話しています。
また、翌日になると、ジュースの色が変化したことも発見。
たくさんの「不思議」「おもしろい」見つけ、
心が動くと、きっとお友達とのかかわりも広がっていくと思います。

「園長先生も、ジュースをどうぞ」
「でも、本当に飲んだらだめなんだよ」

バスから降りてくると、左手を握りしめていたので見せてもらうと、
すみれのお花がいくつか入っていました。
「これ、ジュース作ろうと思って持ってきたの」
さっそくやってみると、きれいな色に。
幼稚園での経験が、お家に帰ってからも心に残って
自分でやってみようという気持ちになったのだなぁと、
ほほえましく思いました。