年長ふじ★黒虫から青虫に変身!
教会の裏の夏みかん(かな・・)の木から、
小さな黒い虫が1匹、ふじ組にやってきました。
さっそく、自分の図鑑でしらべていましたが、
何という虫かわからないまま。

5月19日
えさのはっぱを取りに行ったときに、
虫がついている枝を切ってやりました。
「こんな赤ちゃんの虫がついてるのに、あかんやん!!」と怒られました。
「だってな、ふじ組にいる虫はもっと大きいから、赤ちゃんとは友達になられへんやん」とのこと。
そして、友達になれそうなサイズの虫がついている枝も持って帰りました。
SくんとTくん、ふたりでこの虫の年齢について話していました。
「何歳かな」「39歳ちゃうか」
振り返ると「なんでもない」と言ってわらってました。
私より若いということでしょうか、お母さんの年のような気もします。
5月22日
昨日まで、少しずつ大きくなっていってた黒い虫が
今日見たら、緑の虫に!


ポケット図鑑ではわからないので、職員室に図鑑を借りにいきました。
早速見つけて、アゲハの幼虫だとわかる。
教会のまわりにお散歩に出かけた日のことを思い出し、
「あ!!じゃあ、Tくんがあの時捕まえたアゲハチョウって、
この虫のお母さんやったんちゃう!!」
と聞いてみると、喜ぶかと思いきや、
「まずいなぁ、まずいなぁ」と頭をかかえはじめました。
「何がそんなにまずいの?」と聞くと、
「あの時、捕まえたから、違うところに、飛んで行ったやろ。
いくらチョウでも、子どものことが心配にきまってるやん!!」
と、いうことで、ふじ組で大切にお世話を続けることになりました。
時々、葉っぱの上から、飼育ケースのふたに迷子になります。
何とかしてあげたいけど、さわるのはちょっと怖い。
つまんで葉っぱの上にやさしく乗せたAくんは、みんなが尊敬のまなざしでした。
